安くて美しいモノクロ印刷
当社で使用している紙版(ピンクマスター)印刷は、オフセット印刷に比べて版自体の原価が安いため、低コストでの生産を可能にしました
また、コンピュータからプレートセッターという製版機器を通して直接刷版を作成できるCTPデジタル製版機を導入しておりますので、お客様からいただいた原稿をデジタル化してすぐに刷版に変換し、効率的に印刷へと取りかかることができます。また紙版印刷ではイメージセッターによるフィルム出力・刷版での殖版作業がないため、納期を大幅に短縮できます。
そして、プレートへの描画は半導体レーザー方式を採用し、5%の網点も表現が可能になりました。解像度1200dpiの出力と湿式超微粒子トナー現像方式との組合わせによって、従来の紙版印刷よりも高精度の版の作成が可能になりました。
同人誌や自伝の出版、また予算書・決算書や企業・大学などで使われる冊子作りなど、低予算・短納期をお求めのお客様はぜひお気軽にご相談ください。
[ 上製本 ]
中身をしっかりと糸で綴じ、上質の布など別の厚めの表紙でくるむのが上製本となります。表紙には題名などを金箔押しする事が多く、高級感を演出できます。長期の保存にも強いです。しかし上製本は、並製本と比べると1冊あたりの金額が高額になってしまいます。
そこで上製本と並製本を融合させた、単価は下げて、耐久性も兼ね備えた簡易上製本をご用意させていただいています。本文中身に糸かがりをせずに無線綴じを行い、後に表紙にハードカバーを装着します。
見た目は上製本の高級感を、並製本よりも耐久性に優れ上製本よりかなり安くで作成できます。表紙に金箔や銀箔を押す事も可能です。
[ その他の綴じ方 ]
その他に、メモ帳・問題集等のような天のり製本や、重ねた紙の背の部分の端を針金で綴じる平綴じ、伝票等で使わる背をノリで固めてクロスやマーブルで巻くマーブル・クロス巻などがあります。
下記見本は一般的によく使われる紙です(モニターによって実際の紙とは色が異なって見える場合がございます)。
その他にも様々な用紙をご用意できますので、ご希望がございましたらお申し付けください。
また、用紙見本などがお手元にございましたら、原稿とあわせてお渡しください。
色上質紙
表紙や本文の仕切り紙(色扉)によく使用され、
色や厚みなどのバリエーションも豊富です。
特薄口→薄口→中厚口→厚口→特厚口→最厚口→超厚口
の順に厚みが増していきます。
主に、表紙には特厚口、仕切り紙には中厚口がよく採用されます。
レザック66
表紙や本文の仕切り紙(色扉)によく使用され、
表紙に使用される事が非常に多い紙です。
高級感があり、かつ耐久性も備えている為、需要の高い紙となります。
100kg→130kg→175kg→215kg→250kg の順に厚みが増していきます。
表紙には主に175kgが採用されます。
[ PP加工(ツヤあり・なし) ]
印刷後の紙の表面にビニールフィルムを貼りつける加工です。
表面が保護されますので、強度が上がります。 また水濡れに強くなり、日焼けによる変色などを防ぐ事ができます。
ツヤありの場合は、強い光沢が生まれます。
ツヤなしの場合は、落ち着いたマット調にできます。
[ 箔押し ]
専用の金型を作って、熱と圧力で箔を押し転写させます。
ハードカバーの上製本や、記念誌の表紙などによく使用されます。
高級感のある仕上がりになります。
[ 見返し ]
本の強度を高めるための見返しを付けることも可能です。
見返しとは、表紙中面と本文1ページ目との間にはさむ紙のことです。
本を長い間期間保存しておく方は、見返しを付けられることをおすすめ致します。
また、見返しに色紙を使う事もできます。
[ 筋入れ ]
表紙が厚く開きにくい時に、折り目を曲げたい箇所に入れておく加工です。
ページ全体やページの1部分を手で切り取れるようなミシン加工も可能です。
[ パンチ穴 ]
穴をあけてァイル保管や、ひもで何冊かをまとめることもできます。